解毒力の高い野菜は体に有毒なものを分解してくれる

解毒力が強いのはアブラナ科とユリ科の野菜。
これらに共通するキーワードが硫黄化合物。
苦みや辛みのもとでもあるこの成分が、毒素を分解する体内の酵素を活発化する。

 

アブラナ科の野菜

キャベツ

キャベツやアブラナ科の野菜には、体内の抗酸化酵素や解毒酵素を活性化する硫黄化合物・スルフォラファンが含まれる。
またアブラナ科に特有の辛み成分で同じく硫黄を含むイソチオシアネートも免疫力や肝臓での解毒力を高める。

ブロッコリー
カリフラワー
大根
菜の花

 

ユリ科の野菜

ユリ科の野菜

ユリ科野菜ならではのツンとくる匂いは硫黄化合物によるもので、体内の解毒酵素を活性化する。
ニンニクのアリインが有名。
ニラにはメチインが、玉ねぎやネギにはイソアリインが多い。
玉ねぎにはこの他にも、高い抗酸化力のケルセチンなどが含まれる。

玉ねぎ
ニンニク
ニラ
長ねぎ

 

 

抗酸化力や解毒力の高い野菜を選ぶときのポイント

鮮度の良いもの物を選ぶ

 

収穫されてから間もない野菜は、概して抗酸化力が高め。
遠隔地で栽培・収穫された野菜に比べ、近場でとれた野菜は鮮度が高い分、抗酸化力も高いことが多い。

 

色の濃いもの物を選ぶ

 

例えば玉ねぎは色が白くても抗酸化力が高いが、これは例外。
通常はトマトやニンジンなど、色の濃い野菜の方が抗酸化力が高い傾向にある。

 

匂いの強いものを選ぶ

 

玉ねぎやニンニクを切った時にツンとする匂い。
これこそが機能性成分のアリシン。
野菜を購入する際にも、匂いの強いものを選ぶのがおすすめ。

 

色んな色の野菜をとる

 

紫の野菜はアントシアニンが多いなど、野菜の抗酸化成分は同じ色同士である程度共通している。
その為、様々な色の野菜を食べると、多彩な抗酸化成分を摂取できる。

 

 

抗酸化力や解毒力に効果のある注目の野菜

 

【ゴーヤー】
葉酸とビタミンCの相乗効果で疲れをすっきり解消

 

ビタミンCの含有量は野菜の中でもとりわけ高く、約4分の1本(1食分60g)で、レモン2分の1個分よりやや少ない40mgがとれる。
さらに、疲労回復を助ける葉酸もたっぷり。
ゴーヤーの苦み成分のひとつであるゴーヤーサポニンには、脂質の代謝を促し、血糖値を下げる効果やメタボリック症候群を改善する効果も期待される。

 

有効成分を生かす調理のコツ

なるべく水にさらさない
苦みを和らげようと薄切りにして水にさらすと、ビタミンCが流出するので避けよう。

 

 

【パプリカ】
βカロテンとビタミンCの多さは完熟野菜なればこそ

 

未熟な状態で食べる緑色のピーマンに比べ、完熟してから食べるパプリカはβカロテンやビタミンCの含有量が2倍以上。
赤、オレンジ、黄など色ごとに主要なカロテノイドは異なるが、特に注目したいのが、赤いパプリカに含まれる色素成分のカプサンチン。
強力な抗酸化力で肌の色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑制し、シミを防ぐ。

 

有効成分を生かす調理のコツ

加熱かカットで細胞を壊す
みじん切りにするか加熱することで細胞が壊れると、抗酸化成分の吸収が良くなる。

 

 


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